ファスティング

ファスティング講師紹介

 fasting lecturer

フードエディケーター・ファスティングマイスター
山本弥恵子

・1980年:手工芸の講師を皮切りに社会進出し、その後仲間4人で起業。 ヒット商品の恐竜マグは、大英博物館、スミソニアン博物館でも販売。
・1992年:ケネスインターナショナルを設立し、食育絵本を出版。
・1995年:マキシムドパリのプロデュサー花田美奈子さんと 自然食料理教室を主宰。デパート内に自然食の惣菜店や自然食品を販売。 健康居酒屋をプロデュース、自然食のメニュー開発等を通して、 食育の大切さを啓蒙。
・2019年~中国天津に於いて食育を広める為の講演活動中。




ファスティングとは?

人類200万年の歴史で、今日ほどの飽食の時代は無いといわれています。 私たちの先祖はこれまで、氷河期・大雪・日照・戦争などで飢餓との戦いでした。 ですから私たちの体は飢えに対しての生命維持能力は備わっていますが、 過食に対する能力には欠けており、それによって糖尿病・ガン・アトピーと 言った病気に悩まされるようになってきました。 食物の過剰摂取は排出を抑えてしまいます。 逆に小食・ファスティングする事により、 食べ過ぎて処理しきれずに残っている老廃物を排出させて、 デトックスの自然治癒力を増進させる事ができます。 つまり、空腹の間に体内の細胞は自身のメンテナンスを行います。 現代人は、意図的に空腹の時間を作る必要があるのです。


腹八分目に病なし・空腹のメリット

・集中力が高まる。
・血糖値の安定。
・有害物質のリスクが減る。
・消化器官の負担が減るため、代謝が良くなる。
・長寿遺伝子のスイッチが入る。(3日以上の場合)
・良質な睡眠がとれ、脳に新たなエネルギーを作る。

アゴラ館でのファスティングスケジュールサンプル

6:30  白湯 コップ1杯(消化力を上げる)
    人参ジュース(ニンジン1本、リンゴ1/2、ミネラル少々 コップ1杯)
7:00  10分以上、朝日を浴びるために散歩
8:00  温泉と冷たいシャワーで細胞を活性化させる。
10:00  料理教室・甘い野菜スープ作り コップ1杯 人参ジュース コップ1杯
12:00  玄米甘酒 コップ1杯
13:00  温泉
15:00  人参ジュース コップ1杯
18:00  薄い味噌汁・甘い野菜スープ 各コップ1杯

☆写真のジュースはニンジン1本、リンゴ1/2個が1回分です。

※スケジュールは個々の責任に於いて行い下さい。

復食とは??

ファスティングから普通食に戻すまでの期間を復食と言います。 いきなり普通食に戻したり、食欲にゆだねて食べ過ぎたりすると、 却って体調を崩すこともあり、ファスティングの成否はこの復食が うまくできるかどうかに関わっています。
重湯、お粥、野菜スープと柔らかい食事から、 通常の食事へと、2~3日にかけて段階的に摂っていくことで、 胃と腸の消化機能を徐々に回復させていきます。 尚、プチファスティングの場合も前後日は、消化の良い食事にしましょう。

アゴラファスティングの特色

☆早朝の光のシャワーは、健康な心身を作る。

・朝日を浴びるとコルチゾールが分泌され、自律神経の調整などをコントロールする。 14時間後にメラトニンが分泌され睡眠を促します。

☆ウォーキング、水中ウォーキングは、全身を刺激します。

・細胞の中にあるミトコンドリアが多いと疲れにくく持久力に優れた体になります。 ミトコンドリアを増やすには、少し負荷をかけた、うっすら汗ばむ位の早歩きがおすすめです。 動く事で、内臓のマッサージ・骨を強くし筋力がアップします。 血圧を正常にし、老廃物を排泄するので、血流が良くなります。

☆アゴラ館の温泉で冷たいシャワーと細胞を活性化

・温泉にて2~3分浸かり体を温める。 心臓から遠いところから冷水をかけてゆく。苦手な人はぬるま湯から。 10秒~30秒かけ続けたら、また温泉へ。 これを10分くらい繰り返し、最後は冷水で終わる。
・低体温、高血圧、心臓に持病のある方は注意して下さい。
・アゴラ館の温泉に1日2~3回入浴することをお勧めします。

☆朝・晩1杯の水(又は白湯)が生命の源

・人間の体の60%以上が水分で成り立っています。そして、その20%を失うと生きていけません。 体内の水は、毒素や老廃物の排出を促したり、血液として斬新に酸素や栄養素を運んだりしています。 汗をかかなくても500mLの水分を失います。特に睡眠中は水分を取らない為に、 血液もドロドロに なりやすいので、寝る前と起床の水分は「宝水」とも言われています。
(1日分の水分の目安は平均2Lですが、 アルコールやカフェイン飲料は利尿作用がある為、 体内の水分が余計に失われてしまいます。)